M3162●江戸明治和本●〈寺沢新撰〉当用往来（改装・初刷）

●江戸明治和本●〈寺沢新撰〉当用往来（改装・初刷） 【判型】大本1冊。縦263粍。 【作者】寺沢政辰書・跋。中沢某跋。 【年代等】宝永4年8月跋。正徳5年1月初刊。［江戸］野田太兵衛ほか板。 【備考】分類「往来物」。『〈寺沢新撰〉当用往来』は、1月から12月まで各月1通、合計12通の書状を収録した寺沢流手本。大字・4行・無訓で記す。各例文中には種々の語彙や表現が豊富に含まれ、単なる手本や用文章以上の知育的配慮がなされている。例えば第1状は、「聖代万歳を呼ふなる三笠山の松風迄も枝を鳴さぬ御時節、万民の快楽不可過之候…」のように形容句の多い文言で綴られ、「花の下の連歌」における作法、年中行事、四季名所・行楽、諸芸能（文芸・武芸）、故実、儀式等の諸事項に言及する。また、巻末に書体別の字画を示した「草字府」を掲げる。 ★改装・題簽存（裏表紙見返しに貼付）・状態概ね良好（やや小虫・朱筆入り）。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、75,900円】。 ◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。

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